スタッフBLOG

ご近所犬 “ポンタ”の救出

ちょうど新年を迎えた元旦の夜の出来事。 

 
荷物を取りに店裏へと出た店長が 何かの鳴き声を耳にしました。

「川から聞こえる…?」 薄暗い中、目を凝らすと

川の真ん中あたりに 首輪を付けた1匹の犬の姿が。。。

 

屋島店の裏には 幅20m程の川があります。

川と言っても 海に面した町を囲うように走っており

流れているのは海水で 潮の満ち干きにより水位が変わります。

 

 

落ちてしまったのか 何故そこに居るのか分かりませんが

引き潮でヘドロ状態の川底に足がはまり

身動きが取れない様子の犬。。。

「ワァオ~ ワァオ~」と 辛そうな声で鳴いています。

 

真冬の夜です。寒いっ!!

何より 潮が満ちると完全に溺れてしまうっ!!!

どうしようっ!!!!

 

保健所? でも元旦だし…

店の営業もあり その場に時間もかけれない…

悩んだ結果 「近くの交番に相談しよう!!」と 急いで向かいました。

すると交番は留守。電話で事情を話すと 10分後には

男性と女性 二人の警官の方が駆け付けてくださいました。

 

「交番に相談は間違いだったかな…」と

少し不安に思っていたのですが

パトカーの助手席から出てきた若い女性警官さんが

「あらぁ かわいそう!」と状況を見るなり 迷うことなく

「私 入って連れてきます!」とおっしゃってくれました。

 

引き潮とはいえ 川の中はヘドロで沼状態。

「無理です。足がはまってしまいます!」と伝えました。

私たちはそれを解っていたので 入ることを躊躇していたのです。

 

その時ふと「ご近所の飼い犬かも…?」と そこに居るのが

見覚えのある犬であることに気付きました。

  

女性警官さんが すぐさま訪ねに行き、店から数軒隣のお宅で

飼われている 17歳の老犬”ポンタ”だということが判明。

飼い主さんに事情を伝え ダッシュで戻ってくるなり

凍てつく寒さの中 上着、靴、靴下と脱ぎ始め ズボンの裾を捲り

脚立を使って 2~3m下の川底へ降りて行きました。

 

ですが ポンタの足が抜けなくなるほどの泥濘。。。

飼い主さんに長靴を借りた女性警官さんは「貝殻の上だったら…」と

硬い小さな足場を探りながら 大きな歩幅で一歩一歩

薄暗い川の中を 少しずつポンタに近づいて行きます。

男性警官さんも心配そうに「気を付けて!!」と声をかけます。

 

やっとのことで ポンタの元へと辿り着きました。

体力が消耗し 怯えているポンタを励まします。

「ポンタ頑張れ!! さぁ動いて!!」と首輪を掴み、泥濘に足をとられ

よろけながら 泥まみれになって岸に戻ってきました。

 

次は 10kg以上あるポンタを護岸の上へと持ち上げなくては…

怖がって暴れるポンタの顔を両手で撫でて 抱きかかえます。

必死の思いで持ち上げ 川の中からポンタを助け出すことに成功!!!!

 

安堵の表情を浮かべる飼い主さんと男性警官さん。

みんなが「良かった~!!」と拍手、拍手でした。

 

泥だらけになった女性警官さん。

水で泥を洗い流し「ありがとうございました!!」と

男性警官さんと二人 笑顔で帰って行かれました。

 

お二人の瞬時の決断と行動力によって

無事にポンタを救出することが出来ました。

 

その時、私たちも年末年始の忙しい営業の最中でしたが

ヘドロの中をよろけながら、泥まみれになりながら

老犬を連れて帰ってくる勇ましい姿に感動し

「よしっ! 頑張ろう!!」という気持ちになりました。

  

このような方々に日頃、地域を守ってもらっていたんですね。

ポンタは17年、店は18年、屋島の地でお世話になり

地域の皆さまに助けていただきながら 永く生きております。

 

 

忘れられない2017年の幕開けとなりました。

本当に 感動をありがとうございました。

 

 

                                 from 屋島店

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